山形市 内科 橘医院 | 長引く咳 2

マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ感染症

 たまに大流行を起こす病気です。乾いた咳が長く続くのが特徴で、場合によっては肺炎を引き起こします。治療には多くの場合抗生物質を使いますが、最近抗生物質の効きにくいマイコプラズマ感染症がよく見られ、治療に難渋する場合があります。


肺炎

肺炎

 最初は風邪と思っていても、咳が一週間以上続く場合、また発熱が続く場合、肺炎は考えるべき病気です。胸部X線写真で診断しますが、写真に写らない肺炎もあります。原因は細菌のことが多く、治療は抗生物質を使いながら安静、十分な水分と栄養補給を行います。

 

 全身状態が悪いときには、入院治療が必要です。


肺結核

 未だに患者さんは多いです。若い頃に肺に入り眠っていた結核菌が、高齢になると活発になり、発病することが最近目立ってきています。咳と一緒に血痰、体重減少、盗汗(ひどい寝汗)がみられたら、要注意です。

肺がん

 日本でがん死亡が最も多いのが、この肺がんです。タバコを吸っている人はとても肺がんの危険が高くなります。ただ、タバコを吸っていない人でも肺癌になることがあり、咳が続くときには胸部X線写真、場合によっては胸部CTを撮る必要があります。

タバコによる咳 (慢性気管支炎)

慢性気管支炎

 タバコはのど、気管支(空気の通り道)、肺を痛めつけます。その結果、ちょっとしたホコリや寒い空気などで、咳、痰が出てきます。また風邪をひいたときにも、タバコを吸っていると治りにくくなります。

 

 タバコによる咳は、タバコをやめなければ治りません。また、タバコにより、タバコを吸わない周りの人も咳が出やすくなります。


薬による咳

 ある種の血圧を下げる薬で、咳が出ることがあります。血圧の薬を飲んでいて、咳が長引いているときには、かかりつけ医に相談してください。

肺線維症

肺線維症

 肺が硬くなってくる病気です。高齢になってくるとこの病気の人が増えてきます。聴診器で独特の音が聴かれ、多くの場合、胸部X線写真で診断されます。


心因性咳嗽

 様々なストレスにより、咳を来す病気です。日中に咳がみられるものの、夜間は咳をせずに寝られることが特徴です。