【この記事のポイント】 高血圧の方は夏に熱中症になりやすいため、予防が大切です 水分補給、適度な塩分摂取、涼しい環境での休息が基本です 家庭用血圧計(上腕式)で日々の血圧をチェックしましょう 体調の変化を見逃さず、暑さに負けず元気に夏を過ごしましょう暑さに負けない!高血圧の人が気をつけたい熱中症対策皆さんこんにちは。いよいよ暑い季節になってきましたね。最近は35度近い日が続いていて、「外に出ただけでクラクラする…」「水を飲んでも追いつかない」といった声も聞かれます。特に高血圧の方は、暑さとどう付き合うかがとても大事になってきます。本ブログでは、高血圧をお持ちの方が夏を元気に乗り切るための熱中症対策についてお話しします。熱中症予防の基本熱中症とは、暑さによって体温の調節がうまくいかなくなり、体にさまざまな不調が起きることをいいます。次の3つが、基本の予防ポイントです。 こまめな水分補給 のどが渇く前に、少しずつ水を飲みましょう。できれば一日1.5〜2リットルを目安に。冷たい麦茶や経口補水液もおすすめです。 涼しい場所で休む 外出は朝や夕方の涼しい時間に。家の中でも扇風機やエアコンを使って、無理せず快適な温度を保ちましょう。 適度な塩分補給 汗をかくと、体の中の塩分(ナトリウム)も失われます。水だけ飲んでいると、体のバランスがくずれてしまうことも。 特に高血圧の方は、「塩分は控えるべき」と思いがちですが、暑い日はむしろ適度な塩分が必要です。高血圧の人はここに注意!とはいえ、塩分の取りすぎはやっぱり心配…。そんな時は、家庭で血圧を記録して、変化をチェックしましょう。おすすめは上腕式の血圧計。手首で測るタイプよりも正確です。たとえば、 朝起きてすぐ 昼の休憩時 夜寝る前など、決まった時間に測っておくと、自分の「いつもの血圧」が分かってきます。もし、「塩分を少し多めにとったら血圧が上がった」など変化が見られた場合は、かかりつけ医に相談しましょう。まとめ:暑さに負けず、元気に夏を!高血圧の方にとって、夏は少し気をつかう季節。でも、ポイントをおさえて生活すれば、元気に過ごすことができます。 水分はこまめに 涼しい環境を意識して 適度な塩分も忘れずに 血圧は家庭でチェックしっかり備えて、暑さに負けない体づくりをしていきましょう!